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ピアノ・ミュージックフェスティバル2022 ファイナルレポート


 

2023年3月21日(火・祝)、2022年度ピアノ・ミュージックフェスティバルファイナルを東京・浜離宮朝日ホール 音楽ホールにて開催しました。ファイナルの模様は当日Live配信に加え、後日YouTubeで再配信いたしました。多くの皆様にご視聴いただき、YouTubeのチャットには、あたたかいメッセージが寄せられました。

ファイナリストは、前年度の2倍に拡大し多くの方へご出場いただくこととなりました。ご出場者の想いのこもったすばらしい演奏を披露してくださいました。


入賞された皆様、おめでとうございます。そして、ファイナルにご出場くださったすべてのファイナリストとご指導・ご協力くださった皆様、ありがとうございました!

各部門より、最優秀賞・優秀賞1名ずつ、さらに全部門の中から審査員特別賞が4名選出されました。




ピアノ・ミュージックフェスティバル 2022



渡辺 俊幸(審査員長/作編曲家)

山下 康介(作編曲家) 小原 孝(ピアニスト)

宮谷 理香(ピアニスト)

※敬称略



 



入賞者インタビュー


入賞者のみなさまに以下の質問を聞いてみました。


①ファイナルのステージには、どのような気持ちで臨みましたか?また、本番でのご自身の演奏を振り返って、できばえはいかがでしたか?演奏で気をつけたことや印象に残ったことも教えてください。


②演奏曲の選曲理由と、気に入っているところを教えてください。


③ファイナルに向けたレッスンや練習で特に気をつけたところや、自分なりに工夫したことは何ですか?また、先生は技術や表現、ステージでの心構えなど、どんなアドバイスをくださいましたか?


④結果が発表されたときのお気持ちはいかがでしたか?また、入賞後に先生やご家族、お友だちなど周りの方からいただいた言葉や反応を教えてください。


⑤これから挑戦したいことや、将来の夢、今後の展望を教えてください。※音楽以外のことでもかまいません。





清橋 ひより(東京)

「カラー・オブ・ザ・ウインド」


①とにかく緊張でいっぱいでした。 楽しんで弾こうと思っていたけれど、頭が真っ白になってしまいました。 演奏が終わって、力強さが足りなかったかなって思ったのと同時に、弾ききれて良かったと安心しました。

②大好きなディズニー映画の曲で、お母さんと一緒に選びました。もっと小さい時から良く聴いて、歌うのも大好きです。一番最後の少し寂しげな所がお気に入りです。

③私は弾く力が弱いので、とにかく沢山練習をしました。少し強く弾けるようになった後も、力の加減が難しく感じました。先生やお母さんにも「もっと強く!そこは優しく!」と、よく声をかけられていました。

④まさか自分がファイナルで最優秀賞を頂けるとは夢にも思っていなかったので、名前を呼ばれた時は一瞬何が起きたのかわからなかったです。家族やお友達は飛び跳ねるように喜んでくれました。本当に本当に嬉しかったです。

⑤私はピアノの他にバレエも習っているので、バレエでの表現力やリズムなどもピアノに生かせていけたらいいなと思っています。もっともっと練習して、またコンクールに挑戦したいと思いました。




森本 音緒(中国四国B)

「カラー・オブ・ザ・ウインド」


①本番ではとても緊張したけど、優勝したいという気持ちでやりきりました。最初のフレーズは気持ちを込めて、強弱に気をつけて楽しんで演奏出来ました。

②この曲は、なめらかで「自分の歌う雰囲気が出せるのであっているなぁ」と思ったのと、後半の盛り上がる所の感じがとても好きで選曲しました。

③伴奏と合わせて練習したり左手を特に歌うように柔らかく弾くのと、メロディーより音が大きくなりすぎないようにしました。先生から「本番前の待ち時間に指を動かしておく」、「鏡で自分の姿を見て落ち着くこと」、「他の人の演奏を聞いておくこと」と、「自信を持って大丈夫!」とアドバイスを頂きました。

④びっくりして「本当に!?」という信じられない気持ちでしたが、周りから大きな拍手が聞こえて実感が湧きました。特に学校の先生やお友達、近所の人から「おめでとう!」、「スゴイね!」、「YouTube見たよ!」、「泣けたよ!」と言われて今までで一番嬉しかったです。

⑤自分より小さい子供や生き物、動物のお世話や遊んだすること。植物などを大切にしたり、「大きくなぁれ」と声かけをして優しく接して触れ合っていきたいと思います。

挑戦したいことは、歌を歌っている人のダンスを覚えたり実際にステージで披露したりしてみたいです!



永田 柊真(東海)

「ようこそジャパリパークへ」


①ファイナルの舞台に立てることが嬉しくて、頑張るぞという気持ちで臨みました。心臓がバクバクする音が自分で聞こえてくるほど緊張しましたが、落ち着いて演奏することを心がけました。

②この曲は楽しい曲で、弾いていてウキウキ楽しい気持ちになるところが気に入っています。特に曲の始まりが好きで、勢いよく始まるところが好きです。

③弾いていてどんな気持ちがわいてくるか、先生と一緒に色分けをして考えました。楽しい音、ズンズン進む音、かわいい音、不安で迷っている音、色んな音を表現したくて先生と一緒に考え、練習に励みました。先生は「自分なりに楽しく弾けばいいんだよ。」とステージに送り出してくれました。

④ヨシ、ヨシ、ヨシ!と3回くらいガッツポーズをしました。自分の名前が呼ばれてとてもうれしかったです!学校や幼稚園の先生、クラスのお友達、同じ教室の仲間からも沢山おめでとうと言ってもらい、そして僕のようになりたいと言ってもらえて本当に嬉しかったです!

⑤これからも練習を積み重ねて、またファイナルの舞台に立てるように頑張っていきたいです!






鈴木 悠温(関東信越)

「ふるさと」


①この曲が現す美しさと、美しさの中にあるさびしさ(儚さ)を表現して伝えようという思いで本番緊張した中、挑みました。練習に近い形で弾けて安心しました。演奏で気をつけた所はカンタービレです。同じメロディーでも、歌い方をそれぞれ変えて色んな場面を想像しました。

②私が3歳の頃、姉がこのコンクールで選曲し毎日聴いていた曲です。気に入っている所は転調からの高音部です。季節が大きく変わるように先生が雰囲気をつけてくれたのが1番好きな所です。

③今まで弾いてきた一色のテンポから、場面場面で移り変わる気持ちや色もテンポに表現するように、先生からアドバイス頂き何色にもなるふるさとが出来ました。1音1音を大切に大切にならしました。身体全体で音を大切に表現する事を先生から学びました。

④とても嬉しかったです。お姉ちゃんがとても喜んでくれた事が印象に残りました。家族からは、「こんな素敵な景色を見せてくれてありがとう。」と言われました。先生からも、「おめでとう」の言葉をいただきました。

⑤スケールや指使い、無駄がない打鍵の練習を土台に色んな曲が弾けるようになりたいです。




望月 優希(東京)

「ハッピー」


①初めての全国大会での演奏でとても緊張しましたが楽しむことが出来ました。練習をもっとすれば良かったと感じました。

②演奏して「ハッピー」になるからです。お気に入りは66小節からの足踏みをする所です。

③姿勢や指の使い方に気をつけています。先生には深く考えて弾くようにアドバイスを頂きました。

④信じられないと思うほど嬉しかったです。応援に来てくれていた先生と、家族もとっても喜んでくれました。

⑤練習を重ねて、もっとピアノを上手に演奏出来るようになりたいです。




住田 磨哉(北海道)

「いつか王子様が」


①ありがとうございます。心に残る演奏をしたいという気持ちで臨みました。気をつけたことは、物語を伝える役を演じているのだと思いながら集中して弾きました。もう少しホールに響き渡る音で弾けたら良かったかなと思います。

②先生が提案してくださいました。曲の途中にある小気味良いジャズスウィングとエンディングにある、カデンツから盛り上がったあと静寂の中に何かが消えていくような雰囲気が気に入っています。

③有名なコンクールのファイナリストの演奏を何度も試聴したり、ジャズのリズムを練習したりしました。先生は、物語やイメージを持つことが大切だと教えてくださいました。

④発表された時は、まさかと思って驚きました。先生、教室の皆さん、学校の先生、友達、家族のみんなが喜んでくれて、おめでとうと言ってくれました。バスケのスクールメイトからはとても驚かれて、笑ってしまいました。

⑤いつか宇宙のどこかでピアノを演奏してみたいです!





古里 愛(東京)

「マイルストーンズ」


①コンテストではあるけど、せっかくたくさんの方々の前で弾けるチャンスなので、良い演奏だったと感じていただきたいと思って弾きました。リラックスして楽しく演奏出来ました。

②マイルストーンズは、モードジャズの自由さとかっこよさが大好きな曲です。

③「テーマをどれだけ歌えるか」と「フリーの即興演奏で自分らしさを表現できるか」を特に考えて演奏しました。

④初めての最優秀賞だったので、本当に嬉しかったです。

⑤今は作曲がとても楽しいので、自分の曲をたくさん作っていつかピアノ・ミュージックフェスティバルの課題曲に選んでもらいたいです。



梅村 要(北海道)

「リバーダンス」


①「失敗を恐れずに、二度目のファイナルを楽しもう!」という気持ちで臨みました。演奏では、出だしの旋律を丁寧に弾き、最初の数小節で曲全体の流れを作るよう意識しました。本番は、普段よりのびのびと演奏出来て良かったです。

②数年前、同じピアノ教室のお姉さんがこの曲を演奏しているのを聴いて憧れていたので、「挑戦したい!」という気持ちで選曲しました。力強く一気に駆け抜けるメロディーがとても気に入っています。

③苦手な部分は、何も考えずに弾けるくらいまで練習を繰り返しました。先生からは、「背筋を伸ばして堂々と弾きましょう」「聴衆を期待させるような演奏をしましょう」とご指導頂きました。

④発表の時は入賞したことが信じられず、翌日になってやっと実感が湧き、嬉しさが込み上げてきました。

周りからは、「これまで頑張ってきたことが結果に繋がって良かったね」と声を掛けてもらいました。

⑤これから勉強が忙しくなると思いますが、ピアノは必ず続けていきたいので、両立出来るよう頑張ります。


中西 晴也(九州)

「JIN -仁- Main Title」


①緊張したけど、せっかくいただいた機会なのでこの緊張も丸ごと楽しもうという気持ちで臨みました。途中、ピアノがデータの音とズレた所もあったけど、うまく修正しながら弾けたので良かったです。最後のサビから終わりにかけてのデクレッシェンドを特に意識しながら、自分なりにとても良い演奏が出来ました。

②ゆったりとしたメロディが聴いていてとても心地がよく、心が落ち着く感じがしたのでこの曲を選びました。トリルがお気に入りです。

③練習で上手くいかない所は、とにかく反復練習を繰り返しました。指だけで弾かないように、体の重みを使って弾くことを意識しました。緊張すると体が硬くなるので、先生からも体を使った弾き方や表現をアドバイスしていただきました。

④「まさか自分が?!…」とびっくりする気持ちが一番でしたが、自分の演奏が審査員の先生方に認められて本当に嬉しかったです。先生は泣いて喜んでくださり、両親も思わず飛び跳ねてしまったそうで、それを聞いて僕もまた嬉しくなりました。

⑤今年は中学生になりますが、やりたいことには何でも挑戦して、今やっているピアノとダンスも引き続き上達するよう頑張っていきたいです。



山本 瑚乃(京滋)

「教養の闘い」


①中学1年生、2年生では叶わなかったファイナルに出場することができて本当に嬉しかったです。本番では上手く弾くというよりも、楽しもうと考えて臨んだので、落ち着いていつも通りの演奏ができました。演奏の直後は、今までのコンクールとは違って楽しかったという感情が最初にきたので良かったです。

②この曲を小さい頃に聴いたとき、曲調に惹かれました。テンポも速く、盛り上がりのある派手な曲だったので、これが弾けるとかっこいいだろうなと思い選曲しました。特に気に入っているところは、最後どんどん盛り上がって強弱のあるところです。大きなステージにもぴったりな曲だったので、演奏することができて本当に嬉しかったです。

③レッスンはたくさんあるわけではないため、先生からの貴重なアドバイスを全て覚えて帰るように、

練習以上の完成度で弾けるようにと意識しながら取り組みました。先生は、舞台では落ち着いていつも通り演奏するようにと言ってくださいました。また、原曲よりもテンポをさらに速くしたり、極端に強弱をつけたりして私の演奏がより良くなるようにアドバイスをくださいました。

④私にとってはファイナル出場が夢だったので、結果が発表されたときはとても驚きました。今回は初めてのファイナルを楽しもうと臨んでいたので、受賞したというのが信じられませんでした。でも、入賞後に他の先生方や周りの人たちに会うたび、おめでとうと声をかけていただいたことで実感がわき、とても嬉しかったです。

⑤今年は高校生になります。中学生3年間、本選で最優秀賞を受賞できたこと、今回ファイナルに出場できたことは私の自信になりました。今の目標は、また次回もファイナルに出場することです。そのためにも毎日の練習を頑張り、何事にも手を抜かず一生懸命取り組めるような人になりたいです。


高階 蘭奈(東京)

「f」


①ファイナルでは自分が満足できて、一人でも多くの人に「『f』って素敵な曲だな」と興味が沸いてくれるような演奏が出来たらいいなと思って臨みました。本番は、緊張して自分の演奏をほとんど覚えていませんが、お客さんに届いていたら嬉しいです。

②コンクールの候補曲を聴いて、私が「今すぐ弾きたい!」と思う曲を選びました。「f」は独特な世界観があり、リズミカルなところや歌を歌っているような所、ブワっと一気に盛り上がる所などたくさんの魅力があり、大好きな曲です。

③ピアノ教室で自分のレッスンの前後の方や家族、親戚にお客さんになって聴いてもらったりして、本番での緊張感を味わいました。先生からは、たくさんのアドバイスをいただきました。本番になったら緊張していつも通りに弾けなくなってしまうのではないかと悩んでいると、「練習の時は『今本番、ここはホール。』と考えて、本番は『ここは自分のお家。練習通り、いつも通り落ち着いて!』という気持ちで弾くといいよ」と助言をくれました。そして、「本番は楽しんでね!」とこぶしを合わせてくれました。

④正直、入賞するとは思っていなかったので驚きました。家族や親戚に「きれいな音だったよ!」とか、「かっこよかった!」と言われたのがとっても嬉しかったです。ファイナルのステージで演奏できてよかったと思いました。

⑤高校生になって、勉強や部活や行事などわくわくすることがたくさんあります。

高校生活を楽しみながら、さまざまなジャンルの音楽に触れて、今までよりもっと音楽を楽しみたいです。



児玉 楽久(関東信越)

「クレオパトラの夢」


①ステージではとにかく楽しもうという気持ちを持って挑みました。いざ本番、最初のうちは楽しかった記憶があります。しかし、思いがけないミスをしてしまい軽くパニックでした(笑) それも含めて今思えば自分らしかったかなと思います。

②この曲を聴いたときに、自分らしく演奏できると思い選曲しました。 後半の3拍子に変化するところが気に入っています。

③練習においては、満足がいくまで1回1回を大切に弾くようにしていました。先生からは「今回はデータとのアンサンブルだから、ステージに上がって緊張してスピードの感覚が狂ってしまわないように」と冷静にリズムを聞くことを指導されました。

④自分では正直納得の行かなかった演奏だったので、 表彰式の前に帰りたいと駄々を捏ねました(笑) 先生に説得され会場に戻り、 心の中で来年に向けてリベンジすることを考えていた時の発表だったので、 自分の名前を呼ばれて何が何だかわからなくなっていました。 せっかくいただけた賞なので、トップコンサートでは自分だけでなく、聞いている方々もワクワクするような演奏ができるように練習に励みます。 会場に来れなかった祖父母や友達も「おめでとう」と電話をくれてとても嬉しかったです。

⑤今回骨折というハプニングもありドキドキのコンクールでしたが、サッカーも大好きなので、怪我に気をつけながら今後も二刀流で行きたいと思います。あ、もちろん勉強も頑張ります。 将来の夢は なにか音楽に関わること。でもまだなにかは分かりません。いつかでっかい事をやれたら最高だなと思います。



石田 佳資(九州)

「キューバ序曲」


①小さい頃から続けてきたピアノの集大成だと思ってステージに上がる直前まで練習し、本番に臨みました。本番ではキューバのイメージや風景、雰囲気を感じながら。また、小さなミスは気にせず楽しんで演奏しました。一年間の練習を4分間にまとめた濃厚な演奏ができたと思います。

②初めて聞いたとき、豪華で勢いのある演奏の部分と、飾り気のない独特のリズムで演奏されている部分があり、自分の良さである「力強さ」と「リズム感」が発揮出来る曲だと思いこの曲を選曲しました。

③細かい部分の練習はもちろん、キューバのイメージを広げるために家のピアノにキューバの写真をたくさん貼ったり、他のキューバの曲を聞いたりしました。楽譜を何部か準備して先生のアドバイス、自分のイメージ、間違えやすいところなどそれぞれの注意点を書き込みました。また、2週間前からは、その日にあった練習内容と次の日の目標を小さな紙にまとめました。先生からは、緊張のほぐし方や自分らしさを出して演奏すること、演奏はじめを大切にするなどの心構えを教えていただきました。

④キューバ序曲の「キュ」が聞こえたときは、飛び上がりそうなくらい嬉しかったです。家族が、僕の方を見てガッツポーズをしていた姿が最高でした。ステージに上がって今までの練習の様子が思い出され、ずっと感動していました。

⑤直近のことでいうと、柔道の大会で優勝することです。このピアノの大会と同じようにコツコツ努力して、全力で稽古に取り組んでいきたいです。将来は、医者になって、難民救済と、平和維持活動に携わりたいです。




松村 美音(近畿)

「カレイドスコープ」


①「とにかく楽しむ」ということを頭に叩き込んでから舞台に上がりました。はりつめる緊張感の中ではありましたが、思う存分楽曲を表現することができました!緊張すると、全身に変な力が入ってしまい演奏中に疲れてしまうので、脱力して楽に演奏することを常に意識しました。

②「スピード感があってカッコいい!」という単純な理由で選びました(笑)テンポをキープしたまま淡々と進みつつも、少しずつ変化していく様子が本当に万華鏡のようで、またその美しさもただ美しいだけというわけではなく、いろいろな形、大きさのオブジェクトが入っている感じがして…こういう繊細さが気に入っています!

③500回ほど演奏の録音をし、表現の方法や技術をたくさん研究しました。講師の先生はいませんので自分の研究だけを信じて、本番に臨みました!

④皆さんとても素敵な演奏をされていたので、もう本当に自分な訳がないと思い込んじゃってドレスも着替えて私服で表彰式を見に行ってしまって(笑)本当に私ですか…??!って感じです。せっかく最優秀賞に選ばれたのに私服で表彰式に臨んでしまって本当に申し訳なかったです(汗)母や友達にもいっぱい褒めて貰いました!嬉しいです!

⑤これからも色々な音楽を学びつつ、今まで学んできた音楽も生かして、もっともっと素敵な楽曲を作ったり演奏表現が出来るように頑張ります!



小谷 優奈(東京)

「I am」


①初めてファイナルに出場させていただいたので、とにかく演奏を楽しもうという気持ちで臨みました。また、聴いていただく方の心に少しでも響く演奏がしたいと意識しました。本番はとても楽しく演奏をする事ができました。同じ曲でもアレンジが違ったり、解釈が違ったりしていて音楽の奥深さを感じ、とても勉強になりました。

②ジャズ要素が含まれている曲のため、楽しんで演奏ができそうだと感じたためです。曲想がさまざまで、華やかな部分と落ち着いた部分とがあり、演奏に色や変化をつけられそうだと感じたことです。気に入ってるところは、アレンジをしていただいた部分です。小さい頃から演奏を聴いていただいている方がアレンジをしてくださいました。細かいテクニックも必要になり、かつ華やかなアレンジをしてくださり演奏していて楽しかったです。

③時間がない中でも重点を絞って練習をしたところです。バックミュージックに引っ張られてしまうのではなく、引っ張っていくつもりで演奏ができるように意識しました。先生からは、裏拍まで意識して演奏することや、弾く音だけではなく、その後に響く音まで自分でつくって演奏することを教えていただきました。

④本当に嬉しかったです。先生や家族、友達はもちろん、今まで関わってくださった方々や、職場の人などたくさんの人からたくさんのメッセージや祝福のお言葉をいただきました。自分の事のように喜んでもらえて、嬉しかったです。小学校で働いていて、初めての卒業生を送り出しました。今回の演奏がその卒業生へのプレゼントになったらと思っていました。子どもたちに報告した時の歓声や拍手は忘れられないものになりました。

⑤今後も、さらに聴いてくださる方の心に響くような演奏ができるよう、日々努力を重ねていきたいです。

私自身が音楽を通してたくさんの人と関わる事ができました。今、関わっている子どもたちに音楽の素晴らしさを伝えていきたいと思います。



清水 翔天(関東信越)

「鮫(エスクアロ)」


①とにかく本番を楽しもうという気持ちで臨みました。ミスはありましたが、自分の力を存分に出せた演奏だったと思います。自分の中で鮫を想像して、場面ごとにイメージをふくらませながら演奏しました。

②この曲が好きだからです。後半の最初のテーマに戻ってきた所がお気に入りです。段々とサメが迫ってくるところが好きです。

③場面ごとにシーンをイメージして演奏していました。先生からは、場面のイメージやどんな楽器で演奏しているのかを考えると良いというアドバイスをいただきました。また、自分でその場面の中に入り込んで演奏するようにというアドバイスを頂きました。

④とても嬉しかったです。先生や家族、友達からも「おめでとう」と声をかけていただきました。

⑤私は音楽の教員になろうと思っています。ここでの経験を現場で活かして行けるよう、努力していきたいです。



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