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ピアノ・ミュージックフェスティバル2022 TOPコンサートレポート


 

2023年4月23日(日)、2022年度ピアノ・ミュージックフェスティバル TOPコンサートを東京・サントリーホール 小ホール(ブルーローズ) にて開催しました。

TOPコンサートは、ピアノ・ミュージックフェスティバルがリニューアルした際に新設したもので、今回が第一回目の開催となりました。従来のコンクールとは異なり、ご出演者様との対談後に演奏していただくというスタイルで実施いたしました。

このTOPコンサートの模様は当日Live配信に加え、後日5月14日(日)13:00よりYouTube Liveにて再配信いたします。


当日は、ご出場者様の想いのこもったすばらしい演奏を披露してくださいました。

改めて、ご出演された皆様におめでとうございます。また、ご来場いただいた皆様にも心から御礼申し上げます。




ピアノ・ミュージックフェスティバル 2022


 



出演者インタビュー


出演者のみなさまにご出演後、以下の質問を聞いてみました。


①「ファイナル最優秀賞」の受賞者として、審査がないステージで演奏するという、これまでのコンクールとは異なる形式での演奏はいかがでしたか?


②自由曲の選曲理由と、気に入っているところを教えてください。


③自由曲は、あなたのレパートリーに含まれている曲ですか?それとも、新たに挑戦した曲ですか?


④今回は、司会者との対談の後に演奏を始めていただきました。普段と異なる「ゲストをお招きして演奏していただく」という出演スタイルについて、どのような印象をお持ちでしたか?


⑤サントリーホール「ブルーローズ」での演奏はいかがでしたか?




清橋 ひより(東京)


受賞曲

「カラー・オブ・ザ・ウインド」

自由曲

「ワルツィング・キャット」


①3月に行われたコンクールも人生で初めてで、コンサートももちろん初めてでしたが、また違った緊張感がありました。心臓がドキドキでいっぱいでしたが、楽しかったです。

②ワルツィングキャットは私が4歳の時にバレエで初めて踊った曲でした。曲選びの時に先生が「この曲どう?」と持ってきてくれた時は運命を感じて、絶対この曲がいいと思いました。

子猫がぴょこぴょこジャンプしたりしてる風景が浮かぶような可愛らしい雰囲気が好きです。

③新しく挑戦した一曲でした。

私はピアノを始めてまだ一年ちょっとで一曲しか弾けなかったので、コンクールで賞を頂いてから一ヶ月で仕上げなければいけなくて、とても大変でした。

④インタビュー、ドキドキしました。うまく答えられなくて少し残念だったけど、司会者の方がお話をしてくれて演奏への緊張が少しほぐれました。

⑤音の響きがすごくて本当にビックリしました!

耳が気持ちいいなって感じました。またいつかサントリーホールで演奏したいです。






鈴木 悠温(関東信越)


受賞曲

「ふるさと」

自由曲

「Bix Beiderbecke」


①緊張はありましたが、審査されない分、楽しむ事ができました。

②姉が弾いた曲です。ハイテンポで曲中に何度もリピートされるイントロ部分がカッコよくて、好きです。

③去年、コンクールで弾いた曲です。

④自分の事より、他の部門の演奏者の選曲理由や普段の練習の事など知ることが出来た所が、よかったです。

⑤とても、貴重な経験となりました。

ピアノが運べるように作られたエレベーターや舞台裏の雰囲気など、含めて、とても楽しかったです。






古里 愛(東京)


受賞曲

「マイルストーンズ」

自由曲

「More to come」


①審査があることは緊張します。でもその緊張があったから、余計にこのステージが気持ち良く演奏出来ました。

②自分のオリジナルを作りはじめたので、オリジナルをやりたいと思いました。その中でも初めて作曲した思い入れのある曲をやろうと思いました。この曲には私の好きが全て詰め込んだ作品になってます。

③レパートリーでした。

④番組でゲストとして出演した大物ミュージシャンになった気分で、とても楽しかったです。

⑤素晴らしいホールで演奏出来て、本当に気持ちよく演奏出来ました。

いつかまたこのステージに立ちたいです!






山本 瑚乃(京滋)


受賞曲

「教養の闘い」

自由曲

「おいしい水」


①あまり考えすぎず、いつも弾いているときと同じような気持ちで自由に演奏できました。審査がない大きな舞台でのコンサートは久しぶりでしたが、このサントリーホールという会場で気持ちよく演奏することができました。

②ジャズらしい曲調が印象的で、ずっと好きな曲です。速いテンポで勢いのある教養の闘いとはまた違う雰囲気で、おいしい水のゆったりとした綺麗な前奏が特に気に入っています。中学2年生のときはオンラインの本選でしか演奏することができなかったので、オフラインの機会で1度演奏しようと思い、選曲しました。

③レパートリーに含まれています。昨年中学2年生のときに本選で演奏した曲です。

④普段このような形のコンクールやコンサートに出たことはなかったので緊張しました。ピアノに関すること以外にも色んなお話をして、TOPコンサートに出ることがなければ、体験できなかった貴重な機会だったと感じました。

⑤とても弾きやすいピアノで弾き心地が良かったです。自分で演奏しているときよりも、他の方の演奏を聴いているときの方がホールの響きが綺麗だと感じました。またいつかこのホールで演奏したいです。






児玉 楽久(関東信越)

受賞曲

「クレオパトラの夢」

自由曲

「【スーパーマリオオデッセイ】Jump Up Super Star!!」


①順位に囚われることなく、とにかく皆様に楽しんで聴いてもらえるよう演奏することを心がけました。コンクールとは違った緊張感はありましたが、いつも以上に楽しんで演奏することができました。

②たくさんの人に知られていて、かつ一緒に楽しんでもらえるよう、マリオを選びました。ゲームの中で使われているコインの音が好きです。

③新たに挑戦した曲です。

④徹子の部屋に出演してるようで楽しく、嬉しかったです。司会の方の話術はすごいなと思いました。

⑤リハーサル時にスピーカーの音量バランスにトラブルがありましたが、スタッフの方が開場時間ギリギリまで親切に対応してくださりほんとうにありがたかったです。本番大丈夫かなと心配になりとても緊張しましたが、無事演奏を終えたあと、サントリーホールのステージに立てたと改めて感動しました。







松村 美音(近畿)

受賞曲

「カレイドスコープ」

自由曲

「24 Jazz Preludes Op.53 No.23,No.24」


①ファイナル本番よりも自由にのびのびと演奏することができて良かったです!

②とにかく大好きだからという単純な理由です(笑)

それと、自分の演奏のプログラム内で緩急を付けたく、敢えてゆったりとした第23番とパリッとしてイケメンな第24番にしたと言う理由もあります。クラシックとジャズの融合ですから、2曲とも「おしゃれで品のある」ところが気に入っています!

③折角の機会だったので、新たに挑戦しました!前からよく聴いていて大好きな曲だったので、この曲にしちゃえ!と勢いで選びました。

④特別感半端なかったです。対談の際、司会の方がお話をするのがとても上手でたくさん助けていただきました…!私もっと喋る練習しないと!

⑤最高でした!綺麗なホールとしっかりと整えられた音響、ピアノの響きも弾いていて気持ちよかったです!この度はこのような貴重なご機会を本当にありがとうございました。



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